開口面積が狭いので発熱体から出た熱の多くは断熱材に吸収されて熱ごもりが発生し、大きなワット数を投入できなくなります。
スリット幅を調整するだけで、お客様のご要望に応じた電流・電圧に設計できます。
断熱材の面積に対して全面に発熱体を敷き詰めることで、均一な熱処理を行うことができます。
加熱対象物:ワークのほうに向いている開口面積が、コイルヒータの倍近くあり、ワークを効率的に温めることができます。
帯状発熱体ヒータ | |
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最高使用温度(炉内) | 1200℃ |
壁面ワット密度 | ~4w/cm2 |
形状 | 円筒割形/角板形/円盤形 |
製作可能寸法 | 内径 φ250~ 外径 □100~ |
厚み | t50~ |
最大加工寸法 | 600×900×t100(mm) |
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加工方法 | NCルータ(XYZ 3軸) |
下記の項目から選択いただくと、最適なヒータのご提案をいたします。
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最高使用温度(炉内) | |
壁面ワット密度 | |
形状 | |
製作可能寸法 | |
厚み | |
丸線コイル発熱体ヒータ TELF-NSS型 |
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最高使用温度(炉内) | 1200℃ |
壁面ワット密度 | ~2w/cm2 |
形状 | 円筒割形/角板形/円盤形/扇形 |
製作可能寸法 | 内径 φ65~ 外径 □100~ |
厚み | t25~ |
帯状発熱体ヒータ TELF-PISR型 |
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最高使用温度(炉内) | 1200℃ |
壁面ワット密度 | ~4w/cm2 |
形状 | 円筒割形/角板形/円盤形 |
製作可能寸法 | 内径 φ250~ 外径 □100~ |
厚み | t50~ |
異型発熱体ヒータ TELF-PISR-HD型/-LC型 |
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最高使用温度(炉内) | 1200℃ |
壁面ワット密度 | ~6w/cm2 |
形状 | 角板形 |
製作可能寸法 | 外径 □250~ |
厚み | t50~ |
ヒータの寿命をのばしたいという要望に対して、 帯状発熱体ヒータ(TELF-PISR型)を用いたヒータを提案、導入しました。寿命が2倍になり、更にパワーも2倍になりました。
断線しにくく、メンテナンスも容易にできるヒータとの要望に対して、お客様と打ち合わせを重ね、取り換えの際には装置を外さずに交換できること、 異型発熱体ヒータ(TELF-PISR-HD型)を用いたヒータを提案、導入しました。ヒータが長持ちし、現在も稼働中で断線しておりません。
大型の炉体だったため、少しでもコンパクトに仕上げたいという要望に対して、アルミナファイバーボードである高性能断熱材を使用することによって炉壁の断熱材の厚みを薄くすることができました。
また、端子の結線まで当社で行いましたので、お客様のところでは装置の取り付けのみでお客様のお手間も取りませんでした。
天井ヒータは発熱体が落ちてきませんか?
ピン打ちを施しており、土手もペーパーを貼りつけているので落下はありません。ご安心ください。
修理はできますか?
可能ですが、断線の場合は溶接すると弱くなり、断熱材は使用するたびにバインダが飛んでいくので強度が弱くなってしまいます。 できればヒータの交換をお勧めします。
バインダ(白い煙)が出ますが大丈夫ですか?
発熱体には影響はありません。被加熱物に影響が出る場合があるので、マッフルに入れてください。
発熱体からスケール(粉)は出ますか?
出ますが、定期的に掃除機で吸い取っていただければ大丈夫です。