貞徳舎株式会社 工業用電熱ヒータ及び
耐火物の製造・販売

金属フレームヒータセラミックファイバーレス仕様なので
クリーンな環境で使用できます
炉内900℃まで対応できます

こんなお客様におすすめです

  1. クリーンな環境で使いたいセラミックファイバーを使用していないので安心してお使いいただけます
  2. 温度制御をしたい発熱体にTC(温度センサー)を溶接することができます
  3. 広範囲で均熱性がほしい発熱面をフレーム全面に使用しているため、まんべんなくあたためることができます

セラミックファイバーレスタイプ(FW型)

FW型
  • セラミックファイバーを使用していないため、よりクリーン度が必要とされる分野に使用できます。
  • 天井・底面・側面に使用できます。
  • 金属フレームヒータのなかで最薄です。

技 術

特許技術

セラミックスで発熱体を止める技術は貞徳舎のみのオンリーワンの技術です。

違いが分かるチャート1

更なる開発を進めた結果

  1. 発熱体を浮かせることにより、背面の熱も輻射熱として使用できる
  2. 発熱体の伸びの方向を計算してむくりをつけた
  3. セラミックスで発熱体を抱えて脱落防止をしている

熱容量が少なく、急速昇降温が可能です。

違いが分かるチャート2

昇降温の速度が50~60%改善(削減)されました

セラミックファイバーレスタイプ(FW型)
最高使用温度(炉内) 900℃
壁面ワット密度 ~10w/cm2
形状 角板形
製作可能寸法 W100×L250×t30mm~

こんなことができます

お好きな角度で設置設計ができます。(FW型)
 

FW型は組み合わせていろんな取り付け方ができます

パーツ交換による修理やバージョンUPも可能です。 分別、リサイクルが可能です。(FW型)

FW型は分解廃棄、パーツ交換ができます

小スペースでのご使用には
こちらがおすすめです

ベーシックタイプ(NEW-PISR型)

NEW-PISR型
  • 加熱ゾーンが細分化できるため、操作条件により温度設定が可能な高機能ヒータです。
  • セラミックファイバーを一部にしか使用していないので、クリーンな環境に使用できます。

オプション

  • 各種表面処理ができます。
  • 表面処理をすることで昇温が速く、断熱効果が上がり、省エネになります。

反射板をフレームに貼付

反射板をフレームに貼付

遠赤塗料を発熱体に塗布

反射板をフレームに貼付

ケース組み込みヒータ

ヒータだけでなく、ケースに組み込んだ製品も多数実績がございます。

ケース組み込みヒータ ケース組み込みヒータ

性能表

 
最高使用温度(炉内)
壁面ワット密度
形状
製作可能寸法
コンパクトタイプ (NEW-PISR)
最高使用温度(炉内) 900℃
壁面ワット密度 ~10W/cm2
形状 角板形
製作可能寸法 100×100×t60mm
セラミックファイバーレス タイプ(FW)
最高使用温度(炉内) 900℃
壁面ワット密度 ~10W/cm2
形状 角板形
製作可能寸法 W100×L250×t30mm~
※お客様のご使用条件により異なります

製品選択アドバイス

下記の項目から選択いただくと、最適なヒータのご提案をいたします。

Question1

お探しのヒータは、何を重要視しますか?

用途

  • 各種金属熱処理炉(焼入・焼鈍・均質・浸炭)
  • 各種線材
  • パイプ連続炉処理炉(ステンレス・銅・アルミ等)
  • アルミ溶解炉・保持炉
  • ロー付け炉
  • 半導体用拡散炉
  • CVD炉
  • 弱電・電子関連連続処理炉
  • ガラス熱処理炉
  • 各種実験炉 等

適用炉形式

  • 丸型・角型ピット炉
  • ベル型炉
  • 箱型バッチ炉
  • 管状炉
  • メッシュベルト式連続炉(レトルト式)
  • トレープッシャー炉
  • 回転レトルト炉
  • シェーカーハース炉
  • ローラーハース炉
  • 台車炉 等

導入事例

特殊な形状での製作が実現しました

真空炉で断熱材を使用できないということ、また、均熱の条件を満たすため、面状ヒータであるFW型を提案し、導入していただきました。真空放電を防止する設計が必要であったり、ケースへの固定やTC穴などの細部もお客様のご要望に対応でき、とても喜んでいただけました。
FW型納入事例 FW型納入事例

試験の用途としてもご利用いただけます

お客様の装置に適応できるかの判断材料としてもお使いいただいております。
FWヒータを単体で試験に使うために納品しました。

Q&A

天井で使用した場合、発熱体が落ちてきませんか?

碍子で支えているので大丈夫です。当社の碍子は形状や抱え方を得意としておりますのでご安心ください。

ヒータの背面側には断熱材を入れますか?

ヒータが高温になるため、断熱材を入れてお使いいただくことをお勧めします。

ワークに対する均熱、温度ムラは丸線コイルヒータとどれくらい違いますか?

通常は±5~10℃と言われておりますが、当社の実績品では±2℃のものもございます。